こけさば!

旦那と娘の3人暮らしの日々徒然

新年早々に重めの話をする。

昨年2月祖父が亡くなりました。故に今年は新年の挨拶を控えさせていただきます。

物心ついてから初めて身内を亡くしました。

ですが、祖父に至っては10年以上前に脳梗塞を患っていたので、逆に10年以上頑張って生きてきたのではないのでしょうか。

介護職を経験してるせいか割と「人の死」というものにどっぷり染まりすぎて、介護職勤務初日に入所さんが亡くなったり、デイサービスで肩身狭かった時に一緒に肩身が狭く一緒にタバコにつきあった(タバコの煙はむしろ苦手だったけど、ちょっとうんその人と黄昏る時がちょっとホッとする時間だったり)おじいちゃんが突然亡くなったり

直接的なのはこの二つだけど間接的には色々話は聞いたり、最初のうちは気が滅入ることもありましたが

「人間は、産まれてきた以上いつかどこかで死ぬ」

という真理に辿り着きました。まぁ、人間に限らず動物みんなそうだね。まぁ、考えてみれば凄く自然なことなんだろうけど、

それでも、やっぱり身近な人間の死はやはり応えたので1週間くらいは、なんともいえない気持ちでした。実は色々祖父母に関しては事情があって母があんまりあわせたがらないようなことを言ってたので、その言葉通りにしてたのですが、曾孫の顔もう少し見せてあげてもよかったかなぁ…と思ってます。それでも、出産後祖父に娘の顔を見せに行った時に本当に今まで見たこともない嬉しそうな顔(普段は不愛想な割にセクハラ発言の多い爺さんですた)をして「よかったねぇ、かわいいねぇ」と娘の顔を覗き込んでくれたことは今でもはっきり覚えています。

一昨年の春から急変し寝たきりになってしまったあたりから大変だっと、一緒に暮らしてる叔父が言ってました。それでも最期は苦しむことなく眠る様に亡くなったとのことでした。

きっとそのタイミングが祖父の旅立つタイミングだったんでしょうね。

その日は娘の幼稚園の準備保育で娘の成長に涙しそうになった日だったからもうなんか色々感情が処理しきれなかったなぁ_(´ཀ`」 ∠)_

大切な人が亡くなった時残された人にできることは「その人がいたということは忘れないで大事に心の中にしまっておくことが供養」というのが私が考える死との向き合い方なので、私はとりあえず結婚式の時に一緒に撮った写真を祖父のとこだけトリミングして印刷した写真を遺影にしてほしいと頼みました(実家、祖父母宅にある結婚式より前の写真を加齢デジタル加工した写真を遺影にするって聞いてその写真みたら別人だったのよ)

私の花嫁衣裳と曾孫の顔を見せてあげれたのは、私の数少ない祖父孝行だったかなぁ…

いや…過去のセクハラ発言でプラマイゼロだわ!!